『傘をもたない蟻たちは』読了
ぬるいJUMP担の忘備録と銘打ってブログを開設したはずなのに一発目の記事が加藤シゲアキくんの小説の話とはどういうことだ。いやしかし他に書くことが思いつかない、というか今書けるものがこれしかないからだ。まあブログなんだし、そんなもんか。
最近、好きな作家は、と聞かれると迷わずに桜庭一樹さんと加藤シゲアキさんと答えている。そのせいなのかわからないが、小説家・加藤シゲアキ氏を応援するスタンスは他の好きな作家さんとあまり変わらない。実はダ・ヴィンチは大学図書館の雑誌コーナーで読んだ程度だし、野性時代もSPA!も立ち読みすらしていない。買ったのはシュシュアリスだけ。*1なので今回初めて読む作品ばかりだった。『インターセプト』に至ってはこの本の発刊のタイミングでその存在を知ったくらいだ。シゲアキ担*2としては失格レベルに疎い。
感想は今度じっくり記事に落とし込むとして、ざっくりこの本について思ったことを書く。個人的に一番面白かったのは『染色』だが、読んでて衝撃を受けたのは『Undress』だった。この作品を通して彼がどんな方向性の作家なのかがなんとなくだけど分かった気がした。
もしこの作品集を高校時代に図書委員として読んだら、紹介と感想をどう図書だよりの新刊コーナーに載せるだろうか。たぶん私はこの作品の紹介役には立候補しないだろう。『ピンクとグレー』はまだ書くことが出来たかもしれない。でもこの作品を読んで一週間以内に100文字以内の感想に落とし込むことは出来ない気がした。
実はこの作品を購入したのは5/30なのだがちゃんと感想を文章にしたためられない。それだけ衝撃的だったのだ。
これからの加藤シゲアキ氏の小説家としての活躍がもっと楽しみになりました。
そういえばめっちゃ関係ないけどNEWSさんの新曲チュムチュム聞きました。JUMPing CARと発売日がいっしょなので軽率に買っちゃうかもしれないです。あと二宮君と風間くんと五関様お誕生日おめでとうございます。