塩と泥と眼鏡

浅く広いぬるいヲタクの備忘ログ

史上最幸のPARTYにココロ止まんない! DVD/Blu-ray「ジャニーズWEST 1st Tour パリピポ」感想

 ジャニーズWEST1周年記念ミニアルバム「パリピポ」の出来栄えが最高だったんだ、それをひっさげたツアーの出来栄えが最高じゃないわけがない。とまあ期待値100で見たら300のもので私はすごくびっくりしてる。正直言うと一回目に見たときは「は、濱田崇裕超絶かっこいい……尊い……好き……好きしかない……良い……濱田崇裕存在がR-18……えっちだ……神戸抱かれてる……」と一人暮らしの部屋で呻くように呟いていた。いやだってホント濱田さん神戸抱いてる。濱田さんを初めて見たのが市場三郎の私には刺激が強すぎる。語彙力がないことに定評のある私の語彙力がさらに低下していくのがわかる。パリピポはハッピーパウダー的な合法麻薬なのでは、なんて思ってしまう。長くなりそうなので感想は追記に。

 

 

 まずは、もうなんといっても濱田さんがかっこいいんだ。濱ちゃんって気軽に呼んでいいあれじゃない。あれは濱田さんだ。Toxic Loveとかの腰がおエロい。あとかっこいい曲で程よく目が死んでる。ラスボスとか帝王の貫禄あるで。サラッサラの色素の抜けた髪が踊っても前髪だけ崩れない。後ろ髪は曲によって舞っていて良い。あとお顔に汗もそこまでかいてなくて、首はそれとなく湿っているけど、涼しい顔をしてる。最後の挨拶の時とか一人だけ肌の質感がマット。お前はアイドルサイボーグか、なんて思ってしまう。それから腕のタトゥーシール。あれは私の心の柔らかいところをグサッと刺していく。本編最後の曲Time goes byで曲前の挨拶のときに脱いだ帽子を被りなおすそのしぐさ、伏せた目に惚れた。何度あなたに恋すればいいのか。全員並んで挨拶するときさっと後ろのほうにも一礼するやさしさにキュンとした。ドキュメンタリーで「でも僕ダンス大嫌いなんですよ」って言っててびっくりしたけど「今回のリハーサルでちょっとダンスが好きになってきてるんですよ」なんて笑うその顔に、あなたを好きになってよかったなあって思った。

 濱田さんの話をあげたらキリがないので全体の話。一日一回はパリピポキメないと生きていけない……けどそんな毎日全編見てはいられないのでSCARS→Can't Stop→Toxic Love→PARTY MANIACS→Time goes byだけは最低限……って5曲コースする日も。でもねやっぱり全部見たい。セトリからジャニストが関わってつくりあげたものだから大切にしたい。ジャニストの緩急激しいセットリストはメンバー発案時点からわりと激しんだネ……。

 セットはシンプル、衣装はゴテゴテ、レーザーはガンガンっていうバランスがアリーナクラスで丁度良い。セットより衣装にお金かけようとする人たち大好き。それからかっこいい曲に対してのレーザー多用。KinKi KidsKAT-TUN系譜を感じる光の演出。これは生で見たかったなと若干の後悔もある。去年見た光一くんのソロコン*1のレーザー演出にいたく興奮したので、こうもっとジャニストくんたちかっこいいことやっていいんだぜとも思ったんだけど、やってたんだなあ。ジャニストはいちファンがぼんやりとこうだったらいいなあってのをやすやすと超えてくるから最高に好き。それからキミコイ、Toxic Loveあたりは特に効果的な照明の使い方をしていて心が踊る。

 何よりもPARTY MANIACSの映像編集の凄さ。正直あれはコンサート映像ではなく、全編ダンスMVみたいな映像のつくりで、おそらく人によってはメンバーの顔が見えないって怒ってしまう仕上がり。個人的にはすごく美しい映像のつくりで好き。特に件の「What?」のカメラの切り替え天才的なのでは、と思ってしまった。

 そしてSPECIAL REEL「Document of 1st Tour パリピポ」が魅力的な映像なのだ。これはある種のアイドルのドキュメンタリー映画なのではないか。アイドルとして、クリエイターとしての彼らに密着した映像であり、普通の男の子の一面も持った普通ではない男の子たちのがんばりと非日常の物語を垣間見ている気分になる。なんか、いいなあ、と思ってしまう。スタッフとの信頼関係や、何より彼らの関係性に。

 飽きない229分。ずっと多幸感に包まれた映像。何度も見たくなる中毒性。お値段以上の価値ある。みんな買って見てほしい~~~~~~~!!!!!!