塩と泥と眼鏡

浅く広いぬるいヲタクの備忘ログ

2015-12-05から1日間の記事一覧

掌編習作 #自担をモデルにした小説があるとすればその書き出しは 篇

あのときの俺が欲していたのは緩やかな坂道を下るような退屈な日々だったように思う。「凡人として生き続けられるのが究極の幸せなのではないか」そんな哲学めいたことを日々考えていた。考えてみればとても悲しい枯れ果てた高校生活だ。そこそこの大学を目…