塩と泥と眼鏡

浅く広いぬるいヲタクの備忘ログ

いさなとり 海は愛おし あなたもよ 囁く前に いのお作文

 伊野尾慧くんの短期集中連載いのお作文の掲載終了まであと47時間を切った。ウソだといってよ、バーニィ……3回目のキラキラ光れしてる場合じゃねえ! ジャニネに感想は送った。オーケーオーケー。じゃあ、いのお作文について分析を、してる人はたくさんいるからしなくてもいいだろう。ということでいのお作文について思ったことをアーモンドキャラメルポップコーン片手に書き連ねておく。

 今回のこの短期集中連載は舞台に向けてのもののはずなのに、有岡くんへの私信だったり、有岡くんに乗っ取られてたり、気づいたら食べ物の話ばかりになっているし、食べ物の話でもタイトル通り作文にしたり、あいうえお作文やったり、小論文書いたり、果てには俳句(季語おにぎり)や短歌(字足らず)を詠む、というびっくりレベルの幅広さ。こりゃあ驚いた。なにより驚いたのは短歌に枕詞を入れてきたところだ。一応これでもクソ文系大学生の端くれの私が「いさなとり、とはなんぞや?」となってしまったのに、理系の伊野尾くんはそつなく短歌に枕詞を盛り込んできた……。あの子理転組だったかしら。文理どっちもこなせる人に強い憧れがある私としては今回のいのお作文で伊野尾くんへのキュンキュンメーターがはちきれそうです。今回の短期集中連載を通して伊野尾くんは本当に器用で聡明な人だなと思った。あっ、これちょっとリア恋まっしぐらじゃないですかやだー。*1

 

 青春と恋の香りの初鰹 君にごはんを作って欲しい*2

 

 いのお作文の全体の感想を短歌にしたためて、今日のブログを締めさせていたたきます。あ、Mステの伊野尾くん超絶かわいかったんだけどなんかもうそのかわいさで死にそう……4回目のキラキラ光れしてきまーす。

*1:前の記事にも書いたけど私は器用な男の子が好きだ

*2:いのお作文の短歌が字足らずだったので字足らずでお送りします

私は不器用な女の子が大好きだ

 基本的に好きな男性アイドルはとても器用に生きている気がする。もしくは不器用だけどそれを隠して器用な振りをしている人が多い気がする。多分男の子は器用な人がいいんだと思う。

 じゃあ女性アイドルはどうか。いままでに好きになったアイドルを二次元三次元問わず思い返してみると、どことなく不器用な生き方をしている子が多い、気がする。別に悪く言っているわけでは無い。その不器用さは魅力だし、そこに惹かれている。じゃあ、私が惹かれた不器用な生き方とは何だろう。

 ぶ きよう [2] 【不器用・無器用】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ
① 器用でないこと。手先ですることなどが下手なこと。また,そのさま。ぶきっちょ。 ↔ 器用 「手先が-だ」
② 物事の処理の仕方が下手なこと。要領が悪いこと。また,そのさま。 ↔ 器用 「世渡りがいたって-な男」
③ 人道にそむくこと。卑劣なこと。また,そのさま。 「いかに身が術ないとて-な気になりをつた/浄瑠璃・生玉心中 上」

 

三省堂大辞林(辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書)より

  不器用を国語辞書で引くとこう出る。生き方としての不器用は②の用法だろうし、私もそういう認識である。でも私の惹かれる不器用な生き方として考えるとどうだろう。要領の悪さには惹かれていないと思う。私自身要領が悪いゆえにそこは同族嫌悪を引き起こしかねない。人見知りは別に生き方の不器用さには関係ないと思う。

 生き方が不器用な女の子、とは自分を好きになりたいのになれなかった、だから自分自身を大切にできなかった子、でもアイドルやってるうちに自分を好きになってきて自分を大切にできるようになった子、なのかもしれない。別に自分が好き、ということはナルシストって意味じゃない。少し話はそれるが、自分が好き=ナルシシストだと決めつけるのはやめて欲しい。そういう風潮のせいで自分が好きと言いづらい世の中になってしまっている。自分が好きということの解釈は自己陶酔ではなく自己肯定に近いものであって欲しい。まあアイドルという職業は多少ナルシシストじゃないとやっていけないのかな、とも思うけれど。

 途中眠さのあまり意識を放り出してしまい、目を覚ました時にとっ散らかったこの文章をみてなんじゃこりゃあ? となってしまった。そこからいろいろと手を加えてみたが、あまり上手くまとまりきらなかった。でも、こうやって文章にして自問自答を重ねた結果、やっぱり私は不器用な女の子が大好きだ、と確信した。

 不器用な女の子たちのこれからの人生に幸多からんことを願う。

『傘をもたない蟻たちは』読了

  ぬるいJUMP担の忘備録と銘打ってブログを開設したはずなのに一発目の記事が加藤シゲアキくんの小説の話とはどういうことだ。いやしかし他に書くことが思いつかない、というか今書けるものがこれしかないからだ。まあブログなんだし、そんなもんか。

 最近、好きな作家は、と聞かれると迷わずに桜庭一樹さんと加藤シゲアキさんと答えている。そのせいなのかわからないが、小説家・加藤シゲアキ氏を応援するスタンスは他の好きな作家さんとあまり変わらない。実はダ・ヴィンチ大学図書館の雑誌コーナーで読んだ程度だし、野性時代SPA!も立ち読みすらしていない。買ったのはシュシュアリスだけ。*1なので今回初めて読む作品ばかりだった。『インターセプト』に至ってはこの本の発刊のタイミングでその存在を知ったくらいだ。シゲアキ担*2としては失格レベルに疎い。

 感想は今度じっくり記事に落とし込むとして、ざっくりこの本について思ったことを書く。個人的に一番面白かったのは『染色』だが、読んでて衝撃を受けたのは『Undress』だった。この作品を通して彼がどんな方向性の作家なのかがなんとなくだけど分かった気がした。

 もしこの作品集を高校時代に図書委員として読んだら、紹介と感想をどう図書だよりの新刊コーナーに載せるだろうか。たぶん私はこの作品の紹介役には立候補しないだろう。『ピンクとグレー』はまだ書くことが出来たかもしれない。でもこの作品を読んで一週間以内に100文字以内の感想に落とし込むことは出来ない気がした。

 実はこの作品を購入したのは5/30なのだがちゃんと感想を文章にしたためられない。それだけ衝撃的だったのだ。

 これからの加藤シゲアキ氏の小説家としての活躍がもっと楽しみになりました。

 

 そういえばめっちゃ関係ないけどNEWSさんの新曲チュムチュム聞きました。JUMPing CARと発売日がいっしょなので軽率に買っちゃうかもしれないです。あと二宮君と風間くんと五関様お誕生日おめでとうございます。

 

 

*1:と言ってもKAT-TUNが目的だった

*2:NEWSなら加藤くんが一番好きだがWhite札幌公演のせいで小山くんが気になる